「ある日、突然、うつ病に!」他人事ではない独女必見!

独女通信からの抜粋です。

海外留学の経験もあり英語が堪能な亜希子(27歳、仮名)さんは、英語を生かせる仕事をとの希望通り総合商社へ就職をした。

ところが、研修後、配属されたのは総務部だった。ショックは受けたが、意に添わない職場でも亜希子さんは手を抜いたりせず、その日のうちに頼まれた仕事はきっちりと終わらせていた。

しかし、何か物足らない。上司との面談で亜希子さんは思い切って、今の仕事は自分の能力を生かすことができないことを相談してみた。その時、上司はこう言ったのだそうだ。

「英語はツールであって、君はツールを能力だと勘違いしている」

それから亜希子さんは気が滅入るようになった。仕事に集中ができない。些細なミスをするようになり、その度に、自分は無能なのだと落ち込んだ。

夜も眠れなくなり、食欲もない亜希子さんの様子に、同居している母親が心療内科へ連れて行った。診断の結果はうつ病だった。

「こんな仕事はしたくなかった。自分に適した仕事ではないと訴える女性が最近増えています。自分が常に正しい。優秀だと思い込んでいる人が、自分の価値を否定されるとうつになる可能性は高いですね」

お話を伺ったのはトヨタ自動車(株)の産業医で、企業のメンタルヘルスに取り組んでおられる浦上年彦医師。

「うつ病」はストレスにより脳の神経伝達物質の働きが悪くなることによって起きる病気で、今や誰でもかかる可能性のある「心の風邪」とも言われている。

しかし、症状が悪化すると突然自殺したくなる危険な病気でもあるのだ。

1.すべてを完璧にやらなければ気がすまない。
2.誰よりも働いているのに自分はまだまだと思っている。
3.疲れていても飲み会に誘われたら必ず参加する。
4.どんな時でも周囲への気配りを忘れない。

こんな人は要注意! うつ病になる可能性が高いそうだ。

「うつ病は必ず治る病気で、適切な治療を早期に行えば半年から一年で快復します。

しかしこの病気は本人の自覚がなければどんどん症状は悪化しますよ。同居している家族や、職場で気づいてくれる人がいても、本人に自覚症状がなければ医師にかかることはしませんからね」

1.悲しい、憂鬱な気分、沈んだ気分
2.何事にも興味がわかず、楽しくない
3.疲れやすく、元気がない(だるい)
4.気力、意欲、集中力の低下(おっくう)
5.寝つきが悪く、途中で目が覚めたり、朝早く目が覚める 
6.食欲がなくなる 
7.人に会いたくなくなる
8.夕方より朝の方が気分、体調が悪い 
9.心配事が頭から離れず、考えが堂々めぐりする 
10.自分を責め、自分は価値がないと感じる

こうした症状が比較的長く(2週間以上)持続する場合はうつ病の可能性があるので、ひとりで悩まず、気軽に精神科や神経科の専門医師に相談した方がいい。

うつ病を悪化させないためには、早期発見早期治療に尽きるのだそうだ。

怠け者や根性が足らない人はまずうつ病にはならない。

そう聞いて胸を撫で下ろす人も、安心はできない。ストレスを抱える現代人なら「ある日、突然、うつ病!」になる可能性は、誰もがある。

ではうつ病にならないためにどうすればいいのだろうか?

「まず心の持ち方を変えることですね」以下は浦上医師からお聞きした「うつ病予防策」だ。

1.マイナス思考からプラス思考へ
2.現実を受け入れる
3.自分の意志をはっきりと持ち、意志を伝える
4.時には、弱音を吐く
5.プライドは思い切って捨てる
6.自分で自分を誉める

すべて自分で完璧にやろうなどとは思わず、時にはだらっと過ごす時間を持つことも、うつ予防には必要なことのようだ。



現代社会ではうつ病も心の風邪と言われるようになっています。やっぱり無理せずに病院に行くのが一番BESTのようですね。
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